2021.10.26 NEWS

IT・カスタマーサポート系職種の地方採用は徳島県に実績あり~若者経済人口8万人の小松島市、誘致成功の理由~

徳島県小松島市では、現在50〜100名規模のサポートセンターの誘致を進めています。

小松島のサポートセンターの誘致は今回が初めてではなく、過去に2社のサポートセンターの誘致と地元雇用の確保に成功しています。誘致活動をさらに続けているのは、カスタマーサポート職の就職ニーズが多く残っているからです。

今回は、小松島市の誘致支援の取り組みと実績、サポートセンターの誘致の背景についてご紹介します。

若者の多くは隣町へ、事務職を作るため誘致活動を開始

徳島県の東側に位置する小松島市は関西と四国を結ぶ港町で、徳島阿波おどり空港から車で1時間もかからない場所にあります。かつては「四国の東門」と呼ばれ、本州四国連絡橋が完成するまでの間、四国の海上交通の要として徳島県の発展に大きく貢献してきました。周辺には徳島市と阿南市があり、この2自治体を含めた20~39歳までの若者人口は76,368人です。これは東京の港区(73,895人)や墨田区(73,885人)よりやや多い規模です。徳島市には四国大学・徳島大学・徳島文理大学といった大学や徳島穴吹カレッジといった専門学校が集中しています。

小松島が誘致活動を進める理由は、就職を機に外へ出ていく若者の転出先にあります。ほとんどの若者が都心部ではなく、隣の徳島市や阿南市に集まっており、このことから多くの若者が地元の近くで暮らすことを望んでいることが考えられます。そこで、若者が好む仕事を小松島に呼び込むべく企業誘致を開始しました。

決め手は自治体の対応力、オフィス探しから採用支援まで伴走

誘致活動の結果、2つの企業が小松島へ進出しました。

 

小松島の進出企業その①:株式会社うるるBPO

うるるBPOは、データ入力サービスやスキャニングサービスを中心に、システム開発受託・電子化総合アウトソーシング・メーリングサービス等の総合型アウトソーシングを展開している会社です。契約書をデジタル化するスキャニングサービスの事業拡大を目的に、2019年にうるるBPO徳島センターを小松島にオープンしています。

センターの候補地は他にもありましたが、書類等を都内へ配送し1日で届けられるのが小松島のみだったこと、市の職員の対応が良かったことの2点が決め手になりました。

特に職員の対応力については、候補物件が事情により借りれなくなった際にすぐ他の候補を見つけてくれたことや、仕事内容を理解してもらうための説明会を開催し採用支援してくれたことを評価しています。

うるるBPOのインタビュー記事:https://local-ex.com/topics/333

 

  • 小松島の進出企業その②:株式会社エスプール

エスプールは主にビジネスソリューション、人材ソリューション事業を手掛ける会社です。2018年にアルバイト応募受付代行サービスのコールセンターの立ち上げのため、小松島市内の総合ショッピングセンター内へ出店しました。

数ある候補地の中から小松島を選んだ理由は、エスプールにとって地元採用に適した人口規模であったこと、地域活性化に対する熱意、対応力の高さの3つです。特に視察対応時の熱量と対応の速さを高く評価しており、エスプールの担当者は小松島なら地元採用のサポートを受けられると確信したと話しています。

エスプールのインタビュー記事:https://local-ex.com/topics/348

 

うるるBPOとエスプールの進出の結果、小松島では約50名の地元雇用を獲得に成功しました。

 

小松島といえば”カスタマーサポートセンター”!地元で認知広がる

過去に誘致した2社に続き、新たなサポートセンターの誘致を続けているのは、カスタマーサポート職への高い需要に対して供給量が不足していることが理由です。例えば株式会社うるるBPOの場合、オープニング時に面接件数93件うち21名を採用し約70名の求職者を落としてしまっています。第2センター開設した翌年にも約50名の求職者を落としており、このことからカスタマーサポート職への高い需要があることが伺えます。

また、住民のカスタマーサポート職に対する理解度が高いことも特長です。小松島では、仕事に対する理解を深めてもらうための合同説明会を複数回実施しており、地元ケーブルテレビのニュースや新聞折り込み・事業所見学会でのPRで1回の説明会につき20~30名の地元就職者を集めています。地元の学生のキャリア教育にも力を入れており、高校生に向けた地元企業のPRや理解促進の場を毎年設けることで、採用のミスマッチや離職率を減らす活動を行っています。

 

2021年度中に2社限定、無料現地視察ツアーの参加企業募集中!

小松島では、サテライトオフィスの立地に向けて現地を視察する無料視察ツアーの参加企業を募集しています。今回ご紹介した内容のほか、補助制度やオフィス候補物件といった情報を一度に知ることができる機会です。具体的な計画はこれからという企業も大歓迎です。ぜひ下記のエントリーフォームよりご応募下さい。

《参加条件と特典》

【対象期間】

2021年11月〜2022年2月までの1泊2日程度
※希望日時を事前ヒアリングの上、確定します。

 

【対象企業】

徳島県小松島市を含む地方へのサテライトオフィス立地を検討するIT企業の経営者(1名または2名)

 

【募集企業数】

2社まで

 

【参加費用】

無料
※現地までの往復交通費・宿泊費は事業費にてカバー。ただし、現地での飲食費は各自でご負担いただきます。

 

【選定要件】

事前エントリー後、簡単なオンライン面談にてヒアリングの上で対象企業を確定

 

【エントリーはこちら】

https://forms.gle/Wo5sRjG4d61fj9ui9

■お問い合わせ

ポート株式会社 地域共創グループ(担当・仮屋) admin_consulting@theport.jp